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そんな悩みを解決します。
筆者は、元塾講師で中学生の子供がおりますがこれを毎回実践することで高得点がとれております。なので90点平均は十分可能です。
目次
ポイント
・中学校生活は大変
・勉強しなさいと言われてもそもそも勉強の仕方がわからない
・テスト何日前から始めるべきか
・見てあげることが大切
・用意すべきもの、事前準備
・勉強カリキュラム(実践編)
・最後に
・中学校生活は大変
中学生になると部活が平日は夕方まで、さらに土日も練習があったりと大変ですよね。また塾にも通っていれば、もう忙しすぎて遊びの時間も限られており、ちょっと時間があるときはスマホやゲームをしたくなるものです。いったいいつ勉強できるのでしょうか。この状況で「勉強しなさい」と言ってもお子さんには響かないです。それにそもそも子供は勉強の仕方がわからないかもです、、
・勉強しなさいと言われてもそもそも勉強の仕方がわからない
これ本当に思うのですが、「勉強しなさい!」という以前に子供は勉強の仕方自体がわからないっていうことなんです。料理が得意でない人に「料理しなさい」ってひたすら言っているようなもので、どう料理すればよいのか?ということなんです。まず料理には出汁が重要で、切り方から、火加減ありと手順があると思いますが、今でしたらクックパッドとかお手本があるわけですが、子供からしたらお手本もなく、ただ問談集をやってみるとか、自己流で正しいのかもわからない状況なんです。衝撃的ではありませんか?
・テスト何日前から始めるべきか
このように忙しい生活、わからない勉強方法という中、中間・期末テストの何日前から勉強してますか?まず言えることは1週間前ではまったく足りないです、、。体育とか副科目もありますし、学校が終わってから寝るまで、例えば17時から21時くらでも4時間。4時間×7日で28時間ですが、これを5科目で割ったとしても、1科目あたり4時間くらいしか勉強できません。暗記のインプットと問題演習のアウトプットがありますので、足りるわけがありません、、
我が家は最初は2週間前だったんですが、部活に時間をとられ、しかもへとへとで帰宅するのでしまいには仮眠やらもうとても勉強できずで、3週間前から4週間前から対策を開始してます。個人的には3週間前はベストかな、と思います。あと、土日は当然、勉強漬けになります、、。
・見てあげることが大切
ずばり、見てやらないと勉強はやらないです。できればリビングで勉強させてください。でないと、スマホで音楽聞きながらやってますから、見についていないですよ、、。何でわざわざ高いお金を払ってライザップでダイエットするのでしょうか。自分ひとりでは、さぼってしまうし、効果的なやり方がわからないからです。いま何をやってる段階なのか?進み具合はどうか?時折見てあげないとです。
・用意すべきもの、事前準備
相手を知る、という意味で、どういう事柄がテストにでているのか?出題パターンはなんなのか?がわからないと、勉強のやり方が正しいのか、やったことが問題にでているのか、わからなくないですか?例えば、英語の勉強と言えば、教科書をよく読むことが基本なのですが、どうも点数が上がらないと思いまして前回の問題を見ましたら、文法と英作文が多く、どこで点数を落としてることがわかったんです。むしろ、教科書の日本語訳とか単語はあまり出題されていない、、衝撃的でした。そこで、次からは勉強方式をがらっと変えて対策しましたら、満足いく点数が取れるようになれた、ということです。なので、まずこれまでの、できれば直前のテストの出題パターンを見てください。例えばこういう傾向がありませんか?
国語:作文あり、文章題多い
数学:難しくはないが問題がやたら多い
英語:ヒアリング、文法、英作文、並び替え問題が中心
理科:用語、計算問題あり
社会:難しくはないがまんべんなく出題
例えば国語の作文っていてもすぐには書けないものです。これもしっかり対策が必要です。当然、やってる子とやってない子で差がでます。
さてあくまで出題傾向に沿って、ということですが、できればというか必ず購入いただきたいものがあります。
書店で売っていますが、教科書に準拠した「教科書ガイド」です。英語と数学はそれぞれ日本語訳と問題の解き方、回答が
でておりますので購入ください。さらにそれに準拠した問題集があるはずですので、やはり英語と数学は用意しましょう。
他の科目はなくとも大丈夫です。
・勉強カリキュラム(実践編)
基本的には、
ワーク(問題集)→教科書&教科書ガイド→ノート→ワーク(2回目)→教科書に準拠した問題集→ノート(直前)
このルーティンで90点はとれるはずです。ワーク(問題集)を先にやるのはこれが宿題になってたりしますので、先に終わらせたいからです。インプットができていない場合、時間がかかってしまうのですが、調べながらでもよいので取り組みましょう。それでは日程別に説明していきますね。
<3週間前>
ひたすらワークを終わらせます。本当は普段からやっててくれればよいのですが笑、、お母さんは、ざっくり3週間のスケジュール説明をお子さんとしてからワークやるように見てあげてればよいです。できればリビングでやらせてください。
<2週間前>
教科書の音読(英語、社会、理科)、教科書の問題(数学)、漢字、プリント、ノートに目を通し、暗記します。英語と数学は教科書ガイドを併用します。わからない文章、問題がよく理解できます。ワークの間違え箇所をつぶし込むとよいです。さらに国語に作文がある場合は作文練習をたまにします。少なくとも5回は書く練習をしてください。テスト中にまずは書けることが大事ですが練習をしていないと時間内にできませんので。数学と英語については教科書に準拠した問題集をやります。
<1週間前>
基本的には最終確認の週として、暗記系の社会、漢字、英単語、理科を中心に固めていきます。その他、問題で解きにくいところがあれば解きなおしをします。テスト2-3日前はノートをよく確認してください。基本的にはノートが一番出題率が高いと思います。もし社会に時事問題がある場合はネットで時事問題と検索するといろいろありますので、暗記してください。
・最後に
さていかがでしたでしょうか?ここまでやるにはやはり3週間必要だと思います。
最後に科目別のやるべきポイントをお話します。
<英語>
ヒアリング:教科書の音声ガイド(アプリ)や教科書ガイドを利用
単語:教科書範囲を暗記
ワーク:すべて暗記
ノート:目を通す
文法、英作文:教科書に準拠した問題集で補強
<数学>
教科書:問題すべて解けるようにする
ワーク:同上
問題集:教科書に準拠したものを解く
<国語>
教科書:音読
漢字:指定箇所を暗記
ノート:目を通す
ワーク:暗記
作文:最低5回は答練する(テーマはなんでもよいです)
音声問題:要約系の音声問題がある場合はYouTubeに似たようなものがありますので練習するか、お母さんが新聞を読んで問題を出してください。
<社会>
教科書:音読と気になるところは書けるように。
ワーク:暗記
ノート:暗記。社会は特にノートが頻出
<理科>
教科書:音読、暗記
ワーク:暗記
ノート:目を通す
ここまでやれば80点から90点平均は取れるはずです。
いかがでしたでしょうか。是非頑張りましょう!