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お住まいの住宅が手狭になった、お子さんの成長にあわせて購入したい、
あるいはずっと賃貸するよりはこの際住宅を買いたい!、っていうときに、
まず気になるのが資金の問題ですよね。
そんな住宅ローンの選び方、おすすめ、審査を通す方法、金利などについてギモンがある方に少しお役にたてると思います!
この記事の信頼性
筆者は元銀行員でファイナンシャルプランナーですので、これまで数多くの方とご相談させていただいてきました。
<よくあるギモン3選>
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- どこの銀行から借りるべきか?
- 自分はいくらまで借りられるか?
- 変動金利と固定金利ではどちらがよいか?
よくご相談を受けることが多いのはこの3つです。順番に解説しますね。
1、どこの銀行から借りるべきか?
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住宅ローンの選び方について知りたいかもしれませんが、
これ本来はまず、住宅を決めるのが先です。戸建てでも、マンションでもまず先に物件が決まらないと、資金がいくら必要なのか、どういうローンがベストか決めれません。
物件が決まらずして銀行へ相談に行っても、ボワッとした話しかできないと思います。
この記事ではそうは言っても、前もって知っておいていただきたいあることについて説明していきます。
住宅を買うときは、場所、およその予算、間取り、戸建てかマンションか?という順番でイメージを固めていくかと思います。そのあと、不動産屋かマンション展示場、近所の建売販売などを見て回りますね。
この時点では
・自分がローンを借りられるか?
・返せるか?
などあまり考えていないものです。
実は、借りられるとは限らないのです。
ご存じでした?
まず、新築(戸建て、マンション)物件の場合は、業者の方に「提携ローン」なるものがあるのかどうか、確認してください。提携の意味は、ある特定の金融機関との間で、物件購入の方に対する優遇金利の適用や申込の代行、審査が何等か通りやすい仕組みなどになっておりますので、活用してください。それ以外の銀行の住宅ローンを申し込みたい場合はご自身でやる必要があります。 具体的に自分で探すのです。尚、提携ローンがない中古物件の場合は、不動産屋が紹介してくれたり、やはり自分で探すか、ということになります。
最近は低金利で、提携金融機関より金利が安いところ、あるいは、万一の場合の保険(団体信用生命)だけではなく、事故や病気による入院、がん宣告等に対する疾病への備えが充実しておりご自身にあった住宅ローンを選択することができます。
具体的には、いわゆる都市銀行や地方銀行の住宅ローンであればさほど、差はないでしょう。金利金利も変動で、0.4%後半から0.8%ぐらいの間ではないでしょうか。最寄りの銀行窓口にお伺いください。あとは、ネット系の銀行があります。低金利で保険などなんらかの特色、機能を備えているところが特色です。
住宅ローンのおすすめは、例えば・・、
・住信SBIネット銀行
・イオン銀行
・楽天
・じぶん銀行
あたりが有名ですね。
どこも低金利です。
イオン銀行は低金利な上にお買物時に毎回5%割引(5年間、上限あり)を受けられるという特典もあり大変便利です。
意外に皆さんご存じないのですが、申込(仮審査、本審査)は、どこの銀行にいくつ申し込んでも自由で、無料です。いやならやめれます。(その場合は、担当者に連絡はしてあげてくださいね)ただし、必ず審査が通るとは限らない、ということを意識してください。
どこからも借りれない事態も、ありえるのです。ですので必ず、提携でもどこの銀行でもよいので、仮審査を1つ通してから他を探してください。そのほうが安心ですよね。
なんとなく経験則から、審査は3行(社)ぐらい、多い人は5行ぐらい申し込まれてます。審査に通ってから落ち着いてベストなところを選びましょう!
2、自分はいくらまで借りられるか?
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次に借入額です。
まず実は住宅ローンは頭金なしでも、住宅は買えるんです。衝撃的ではないですか?しかも不動産を購入する際の各種諸経費も含めてですよ、、(銀行により違いはあります)
ただしこれには賛否あります。
・手持ち資金をあえてたくさん残したい
・住宅ローン控除の活用
など、みなさん理由はまちまちですが、資金に余裕がない方がこれをやりますと、そもそも審査に通らない、実際、返済がままならないという事態になります。まずそもそも審査に通るのか?という観点でお話しますね。
どこの銀行も概ね、審査(仮審査、本審査)というものがあります。仮審査では、過去の借入履歴、収入、勤務先などを見ます。
「返せる人か?」
というチェックですね。
本審査は健康チェック、保険に通るかです。
まず過去の借入履歴とは、クレジットや借入額になります。だいたい、消費者金融系の借入履歴があると審査は厳しいです。少なくとも過去1年間にそれがあると借入困難かもしれません。また、カードの返済延滞、投資用不動産の借入がある場合も、厳しいかと思われます。
勤務先については、公務員、先生、大手企業(子会社含む)の場合は全く問題ないものの、従業員数名、数十名の中小企業の場合は通らない可能性が高く、注意が必要です。外資系企業もいくら年収が高額であれども審査に通らないケースが多々あります。勤務の継続性が重要であるからです。勤務年数も1年未満だと渋いかも
しれません。転職回数が多い方も同様ですね。その場合は、奥様も勤務されていれば、お二人で借りるとか、割と条件が緩和されているフラット35などを借りる手もありますので相談ください。
健康であることも重要です。保険の審査もあるのです。いくら借りられるか?は、だいたい、審査金利(3-4%)で計算した年間返済額と年収との割合が25%以下であれば問題ないでしょう。
年間返済額÷年収 ≦ 25%
3、変動金利と固定金利ではどちらがよいか?
この質問は実によく受けます。笑
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ご自身で決めることであり、銀行側から明言はできません。一般的に金利は景気がよいとき、インフレの時に上昇する傾向にあります。あるいは、極端な金融危機になった場合です。(リーマンショックのような状態)
逆に景気が悪いときは資金がダブつきますので、物の値段と同様に金利も低下傾向になります。
さてどうでしょう?
日本の金利は上がると思いますか?どうしても心配な方は固定金利を選択ください。あるいは変動と固定を組み合わせた「ミックスローン」というものも用意している銀行があります。
さて、今回はざっくりした説明になりましたがいかがでしたか?
ご参考になりましたら幸いです!